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アタランタ.B.C 【戦力分析・評価】









○アタランタ.B.C
補強★★★▲☆
監督★★★☆☆
FW★★★☆☆
MF★★★☆☆
DF★★★☆☆
GK★▲☆☆☆
総合★★★☆☆
期待値:中位、EL出場権争い
キープレイヤー:モラレス、A・ゴメス





監督:ステファノ・コラントゥオーノ 5年目


○IN


GK ヴラダ・アヴラモフ トリノ レンタル


正直ここは欲しかったが、コンシーリのOUTがギリギリだったため、仕方ないか。




DF ダヴィデ・ザッパコスタ アヴェッリーノ
ブカリ・ドラメ キエーヴォ
ヨアン・ベナルアン パルマ レンタル
→完全移籍
ニコロ・ケルビン ボローニャ レンタル
ジュゼッペ・ビアーヴァ ラツィオ


昨シーズンに完全に穴だったCBとSBを大幅に補強。

5人全員が素晴らしい選手達である。




MF マルコ・ダレッサンドロ ローマ
マルセロ・エスティガリビア デポルティボ・マルドナド(URU) レンタル
→完全移籍
レオナルド・スピナッツォーラ ユヴェントス レンタル
アレハンドロ・ゴメス メタリスト(UKR)


昨シーズンの弱点だったサイドを補強。

特にA・ゴメスの獲得は大きい。





FW リッチモンド・ボアキエ ユヴェントス レンタル
ロランド・ビアンキ ボローニャ レンタル


長年不在だった、デニスの控え兼選択肢を増やせるビアンキを獲得。

素晴らしい補強である。








○OUT



GK シモーネ・コロンビ カリアリ
アンドレア・コンシーリ サッスオーロ


コンシーリの売却はどうかと思うが、下部組織出身のスポルティエッロに賭けたか。賭けてはいけないと思うが。。。



DF マッティア・カルダーラ トラーパニ レンタル
コンスタンティン・ニチャ チェゼーナ レンタル
ステファノ・ルッキーニ チェゼーナ
マッテオ・コンティーニ バーリ レンタル
ミケーレ・カニーニ FC東京(JPN) レンタル
ダヴィデ・ブリーヴィオ ヴェローナ レンタル
マリオ・ジェペス サン・ロレンソ(ARG)


ルッキーニの放出は少しだけ痛いが、それを上回る補強をしたからそこまで問題なし。




MF ジェームズ・トロイージ ユヴェントス
リッカルド・カッツォーラ チェゼーナ レンタル
ルイージ・ジョルジ チェゼーナ レンタル
ムサ・コネ アヴェッリーノ レンタル
アントニオ・パルマ チッタデッラ レンタル
フランコ・ブリエンツァ チェゼーナ
ジャコモ・ボナヴェントゥーラ ミラン


なんの問題もない。

むしろ、完全に過剰評価でネームが大きい分(使わざるを得ず)足手まといだったボナヴェントゥーラを放出できたことは大きい。(ミランには合ってる選手だから、賭けではあるが、ミランでは良いだろうが。彼は堅守速攻のアタランタでは足手まといでしかない。)




FW マルコ・リヴァヤ ルビン・カザン(RUS)
ジュゼッペ・デ・ルカ バーリ レンタル
ルベン・ベンタンコート ボローニャ レンタル


問題なし。





○長所

守備が堅い。

堅実。安定。

監督が5年目。

補強が良かった。





○短所

ボランチは欲しかったが、そんな贅沢を言えるクラブではない。最高の補強をした。

守護神を放出。

モラレスが離脱したら不味い。(いつものことだが。)





○総評

4231を使う、堅守速攻のチーム。

昨シーズンに完全に弱点だった、CB、両SB、サイド、FWをピンポイントで素晴らしい補強をした。

コラントゥオーノ監督も5年目、完全に継続&堅実路線で、今シーズンも余裕のある残留を目指す。

しかし、これだけの戦力が揃ったなら、EL出場権も十分に狙える。

1.モラレスが離脱したら不味いこと、2.ボランチが少し弱いこと、3.コンシーリの放出は懸念材料だが、

1. いつものことであるし、今シーズンはビアンキ、ボアキエ、ゴメスと優秀且つバリエーション豊かなアタッカーを獲得したため、いくらでもやり方を変えられる。ただ、そういう変化をつけることができない監督だが。。。

2. 昨シーズンもそっくりそのまま同じ陣容でやっているし、抜群に良いわけではないが、一応安定はしている。

3. 仕方ない。




アタランタの長所でもあり、短所でもあるコラントゥオーノ監督だが(長所は堅実・安定。短所は狂う時がけっこうある。モラレスをなぜか使わない、ボナヴェントゥーラに固執等。戦術の幅も狭い。)、今シーズンは成長をできているだろうか。

モラレスが使えないか、抑えられた時の対策ができると良いが。。。

この戦力で、コラントゥオーノ監督が作り出した素晴らしい組織に、戦術のバリエーションや修正力・対応力が加われば鬼に金棒だが、今年は一皮むけたところを見せられるだろうか。

あくまで目標は残留だから問題ないのだろうが。





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2014/09/19 20:36 | クラブチームデータCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  

U.C.サンプドリア【戦力分析・評価】









○U.C.サンプドリア
補強★★★★☆
監督★★★▲☆
FW★★★▲☆
MF★★★☆☆
DF★★★▲☆
GK★★★★☆
総合★★★▲☆
期待値:EL出場権獲得
キープレイヤー:ガッビアディーニ、エデル、ベルヘシオ、オカカ



監督:シニサ・ミハイロヴィッチ 2年目


○IN


GK セルヒオ・ロメロ モナコ(FRA) 復帰
エミリアーノ・ヴィヴィアーノ パレルモ レンタル


昨シーズン、完全に弱点だったGKに最高の二人を連れてきた。

なんとも豪華な二人である。

昨シーズンは守備が固いが、GKのミスがあるという形が多かったが、盤石な体制となった。




DF ファブリツィオ・カッチャトーレ ヴェローナ
ロレンツォ・デ・シルヴェストリ フィオレンティーナ レンタル
→完全移籍
ホセ・カンパーニャ クリスタル・パレス (ENG)
マティアス・シルベストレ インテル レンタル
アレッシオ・ロマニョーリ ローマ レンタル
ジャメル・メスバー パルマ


実力者たちを次々と補強。

昨シーズンの時点で、DFの個々は弱かったが、ミハイロヴィッチの素晴らしい守備組織によって堅守を築いていた、という形だったが、今年はそこに個の力も加わることとなった。

選手層も申し分ない。





MF アレッサンドロ・デ・ヴィティス カルピ 復帰
ジョルト・ラツコー フェレンツヴァーロシュ(HUN) 復帰
アルフレッド・ダンカン インテル レンタル
マルコ・マルキオンニ パルマ


カルチョを代表するレジスタに成長したマルキオンニを獲得。

それ以外は特にないが、オビヤンの成長があり、パロンボ、ソリアーノ、ダンカン、クルスティチッチとある程度は保証してくれる選手達が多くいる。

マルキオンニ(パロンボ)、オビヤンの他にも、もう一人の信頼できるインサイドハーフが欲しかったと言えば欲しかったが、急を要するポイントでもなかったため、問題ないだろう。

ソリアーノが完全に信頼できる選手に育てば問題ない。

また、ミハイロヴィッチの戦術で重要なのはFWである。




FW フランチェスコ・フェダート カターニャ
ステファノ・ベルトラーメ ユヴェントス
ゴンサロ・ベルヘッシオ カターニャ
ルカ・ジョルジェヴィッチ ゼニト・サンクトペテルブルク(RUS) レンタル



万能FWのベルヘシオを獲得。

そして何よりも、今年はエデルが最初からいる。

また、ガッビアディーニの成長が著しいし、オカカも戦力になってきた。

他にも戦力になる若手も多数控えており、盤石である。







○OUT


GK ヴィンチェンツォ・フィオリッロ ユヴェントス


問題なし。



DF ガエターノ・ベラルディ リーズ(ENG)
マッシモ・ヴォルタ チェゼーナ レンタル延長
シュコドラン・ムスタフィ バレンシア (ESP)
アンドレア・コスタ パルマ
バルトシュ・サラモン ペスカラ レンタル


ムスタフィとコスタを放出も、代役は余りあるほど獲ったため問題なし。



MF アレッシオ・セストゥ キエーヴォ レンタル終了
マティアス・ロドリゲス グレミオ(BRA) レンタル
ビルキル・ビャルナソン ペスカラ
マッティア・ロンバルド クレモネーゼ レンタル
レナン アル・ナスル(UAE)
ミルコ・エラーモ テルナーナ レンタル
サヴァス・ゲンツォグル エルゴテリス(GRE)
ホセ・カンパーニャ ポルト(POR) レンタル


全く問題なし。



FW マキシ・ロペス カターニャ レンタル終了
アンジェルコ・サヴィッチ ローザンヌ・スポルト(SUI) レンタル
マッシモ・マッカローネ エンポリ レンタル
→完全移籍
ステファノ・ベルトラーメ モデナ レンタル
フェデリコ・ピオヴァッカーリ エイバル (ESP) レンタル
ファン・アントニオ パルマ


マキシ・ロペスは確保しておきたかったと言えば確保しておきたかったが、オカカとベルヘシオがいるから問題はないだろう。





○長所

守備が堅い。

カウンターが鋭い。

ポゼッションでも崩せる。

とにかく補強が良かった。




○短所

中盤がもう一人欲しかったと言えば欲しかった。

エデルが離脱した場合に少しだけ苦しい。ただし、去年ほどエデルの負担は大きくない。





○総評

とにかく素晴らしい補強をした。

昨シーズンは最悪の戦力で挑み、最低の戦いをしていたが、ミハイロヴィッチが途中就任し、カテナチオで見事にチームを立て直した。

今シーズンは初めからミハイロヴィッチがいるというのは非常に大きいし、エデルも最初からいて、ガッビアディーニやオカカやオビヤンの成長、そしてピンポイントかつ質の良い補強で非常に強力なチームとなった。

今シーズンは堅守速攻、THEカテナチオの4231から433(4141)に変更。

堅守は継続したまま、カウンターの精度を上げたうえに、ポゼッションでも崩せる戦術に変えた。

(昨シーズンはトップ下がいなく、中盤もツーボランチは合っていなく、両翼も活きないにも関わらず、途中就任だったため、とにかく早く堅守を築きたいから、自身の最も得意とする4231だった。433ならば、守備力が向上したうえに、さらにエデルとガッビアディーニの両翼がより活きて、中盤も良くなり、攻撃が良くなる。また、ポゼッションでも崩せる。)

ガッビアディーニはミハイロヴィッチの戦術によって成長し、さらには433で両翼と中盤が活きるため、エデルの負担が大きく軽減するのは非常に良いことである。

ガッビアディーニは自信が最も活きるやり方(ボールを集めてもらう、スペースがあるところで自由に仕掛けられる、自由に動ける。)でやってもらっているし、成長著しい。

ドリブルでキープでき、かわせて、ミドルも打てるガッビアディーニを右にしてキープと仕掛け。

高速ドリブルが武器の一人でできるもんエデルを左にして、ボール運びと裏抜けと動きと仕掛け。

スピードとフィジカルがあるオカカを真ん中に置き、フィニッシュと裏抜け。

もしくは万能FWのベルヘシオを真ん中にして、ポストプレーとフィニッシュと裏抜け。

この組み合わせはカウンターでもポゼッションでも崩せる素晴らしいトリデンテを形成するだろう。

また、433なため、昨シーズンの4231、つまりツーボランチと違い、身体能力とテクニックを併せ持つインサイドハーフが一番活きるオビヤンと、インサイドハーフくらいしかできないソリアーノが活きるし、レジスタであるマルキオンニも勿論433のほうが良いし、パロンボもそうである。

つまり、433は戦術としても、選手の構成としても、選手自身のやり易さとしても、4231よりも良いのである。

昨シーズンは無理やりカテナチオの4231でやっていたが、今シーズンは、前線も中盤も最も適した433でやれるため、素晴らしいものが見られそうである。



ミハイロヴィッチに合った選手達が揃っているし、非常に楽しみで期待できるチームである。



フィオレンティーナとラツィオ、もしくはナポリが躓くようなら、EL出場権も十分獲得可能だ。




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2014/09/18 19:03 | クラブチームデータCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  

S.S.ラツィオ【戦力分析・評価】









○SSラツィオ
補強★★☆☆☆
監督★★★▲☆
FW★★☆☆☆
MF★★★☆☆
DF★★★☆☆
GK★★★☆☆
総合★★★☆☆
期待値:中位
キープレイヤー:強いて言うならクローゼ、カンドレーヴァ、ルリッチ






○IN

監督:ステーファノ・ピオリ 1年目




DF ドゥサン・バスタ ウディネーゼ
ステファン・デ・フライ フェイエノールト(NED)
エドソン・ブラーフハイト ホッフェンハイム (GER)
サンティアゴ・ヘンティレッティ サン・ロレンソ(ARG)


補強ポイントがおかしすぎる。

明らかに足りていたCBとSBを補強してどうするのだろうか。

デ・フライは将来性豊かで、実力も申し分ないため良いが、他の選手達は、他に回したほうが明らかに良かった。




MF マルコ・パローロ パルマ


過大評価選手パローロを獲得。

まず欲しいタイプでもないし、中盤もすでに無駄に選手が多かった。





FW ジュゼッペ・スクッリ ジェノア 復帰
フィリップ・ジョルジェヴィッチ ナント(FRA)


何よりも優先して補強しなければいけなかったFWだが、まさかのこの補強である。

ジョルジェヴィッチは活躍できるかも分からないし、しかもサイドと合わせてあと二人は取らなければいけなかった。

今まで堅実で良い補強をしてきたラツィオだが、最低最悪の監督であったペトコヴィッチが来てから、補強までもおかしくなっていて、今年もまた迷走してしまった。






○OUT



GK アレッサンドロ・ベラルディ グロッセト レンタル


マルケッティを出してあげないとは、流石ラツィオである。

ラツィオは飼い殺しが得意で、中々選手を放出しないクラブ。




DF アンドレ・ディアス
ジュゼッペ・ビアーヴァ アタランタ
ヴィニシウス・フレイタス ペルージャ レンタル
ヨシップ・エレス グロッセト レンタル


ビアーヴァは年齢も年齢だし、デ・フライを獲れたから良いとして、ディアスはなぜ放出したのか理解に苦しむ。

サナ、シアニ、ノヴァレッティと、全く使えない選手が残ってしまい、まともにできるのがデ・フライのみに。

ヘンティレッティが上手くフィットできれば良いが。





MF ルカ・クレッコ テルナーナ レンタル
ジョセフ・ミナラ バーリ レンタル


中盤の飽和具合が尋常じゃない。






FW エウデル・ポスティガ バレンシア (ESP) レンタル終了
ガエル・カクタ チェルシー (ENG) レンタル終了
ゴンサロ・バレット
エットレ・メンディチーノ サレルニターナ レンタル
→完全移籍
アントニオ・ロッツィ バーリ レンタル
エミリアーノ・アルファロ リベルプール(URU) レンタル
ブライアン・ペレア ペルージャ レンタル


放出に問題はないが、獲らなかったことが問題。







○長所

実力のある選手達は揃っており、名将もいる。




○短所

FW(WG含め)がいない。








○総評

補強は最低最悪のものだったが、名将ピオリが上手くやるなら、なんとかなる。

早速ルリッチをしっかりとインサイドハーフにコンバートするなど、その確かな目を見せている。



ルリッチの推進力を活かし(やっている)、カンドレーヴァにもっと中に行かせ、レデスマを使い、ケイタを上手く成長させ、クローゼが怪我をしないorジョルジェヴィッチがフィットするならば、かなり良いものが見られるだろう。

かなり条件が多いが、選手に合った戦術が取れて、選手を活かすことが上手いピオリならこれも可能だろう。

選手は豊富にいるため、戦術もフォーメーションも様々なパターンができるため、ピオリならばなんとかできるだろうという期待はあるが、ビッグクラブは初めてなため、力が出し切れずに堅実に安定を求めていくならば(ペトコヴィッチの戦術を継続するならば)、3年連続で不甲斐ない結果に終わることも十分にある。

躍進はなさそうだが(やり方によっては十分可能。)、中位は流石に安泰だろう。







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2014/09/17 18:32 | クラブチームデータCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  

A.C.F.フィオレンティーナ【戦力分析・評価】




Fiorentina.jpeg





○ACFフィオレンティーナ
補強★▲☆☆☆
監督★★★★▲
FW★★☆☆☆
MF★★★☆☆
DF★★★☆☆
GK★★★☆☆
総合★★★☆☆
期待値:中位、EL出場権獲得
キープレイヤー:マリン、ロッシ



○IN

監督 モンテッラ 3年目



GK チプリアン・タタルシャヌ ステアウア・ブカレスト


かつてのGK王国フィオレンティーナの面影はなく、ネトだけとなった。

そのネトも良いわけではなく、かなり不安がある。






DF マルコス・アロンソ サンダーランド 復帰
ホセ・マリア・バサンタ モンテレー
マイカ・リチャーズ マンチェスター・シティ レンタル


獲得するべくは絶対的なCBであって、また今年も微妙なDF陣になりそうである。

押し込めれば良いのだが、押し込まれてしまうチーム、カウンターが得意なチーム相手だと、DF陣はとたんに破壊されてしまう。

守備組織は良いが、中盤も含めて個人の守備力が無いため、押し込まれるか、カウンターで簡単に崩されてしまうのである。





MF オレクサンドル・ヤコベンコ マラガ 復帰
アンドレア・ラザーリ ウディネーゼ 復帰
オクタヴィオ ボタフォゴ レンタル
ジョシュア・ブリランテ ニューカッスル・ジェッツ
マルコ・マリン チェルシー レンタル
ミラン・バデリ ハンブルガーSV
ヤスミン・クルティッチ サッスオーロ レンタル


中盤も、元々微妙な選手達で層が厚く、絶対的な選手が欲しかったのだが、このように中途半端な選手達を獲得したところで何の意味もない。

守備もできてテクニックがある選手、例えば、デ・ロッシのような選手が必要なわけであり(レベルが違くても良い。例えばルカ・リゴーニなど。)、それに着手はしなかった。

また、突撃系の選手、例えばポーリやムンタリ等の選手も欲しかったが、それも獲らなかった。






FW コウマ・ババカル モデナ 復帰
ムニル・エル・ハムダウィ マラガ 復帰
スティーヴ・レオ・ベレック ウディネーゼ



誰も獲得しなかったに等しい。

FWはまさかの去年と同じでロッシとゴメスだけであり、そのロッシも年内離脱ということで、早くも去年と全く同じ緊急事態になった。(去年はマトリ、マトス、レビッチといたぶん、去年のほうが何倍もマシ。)

去年から補強必須ポイントだったFWを放置したのはいかがなものだろうか。





○OUT


GK アントニオ・ロサーティ ナポリ レンタル終了
DF モビド・ディアキテ サンダーランド レンタル終了
ロレンツォ・デ・シルヴェストリ サンプドリア レンタル
→完全移籍
マッティア・カッサーニ パルマ レンタル
→完全移籍
マルヴィン・コンパー ライプツィヒ
ミケーレ・カンポレーゼ バーリ レンタル
クリスティアーノ・ピッチーニ ベティス レンタル
ファクンド・ロンカリア ジェノア レンタル
MF アンデルソン マンチェスター・ユナイテッド レンタル終了
マッシモ・アンブロジーニ
ロムロ ヴェローナ レンタル
→完全移籍
ボアドゥ・マクスウェル・アコスティ モデナ レンタル
マルコ・バキッチ スペツィア レンタル
マティアス・ベシーノ エンポリ レンタル
ラファル・ヴォルスキ バーリ レンタル
レオナルド・カペッツィ ヴァレーゼ レンタル
FW アレッサンドロ・マトリ ミラン レンタル終了
ライデル・マトス コルドバ レンタル
アンテ・レビッチ ライプツィヒ レンタル
ケネト・ゾホレ イェーテボリ レンタル
スティーヴ・レオ・ベレック クロトーネ レンタル


放出自体にはそこまで問題はないのだが、売った選手達は安いうえに大量に放出し(使ってはいなかったが、良い選手達もけっこう多い。)、それにも関らず、まずまずの値段で全く要りもしない微妙な選手達を獲ってくるという、スタメン及び準レギュラーがほとんどレベルアップしない上に、むしろ全体的に層は薄くなるという最悪の「補弱」をしてしまった。

この補強をするなら、何も補強をせずともマトリ、マトス、レビッチ、ロンカグリア、カッサーニ、コンパー、ロムロを簡単に放出しないほうが断然良かった。

補強を頑張ったつもりなのだろうが、去年よりも弱くなっているという惨状である。







○総評

最悪の市場を過ごしたと言わざるを得ない。

補強ポイントは、下地は出来上がっていたため、GK、CB、中盤、FWに一人づつスペシャルな選手をピンポイントで補強してくるだけで良かった。

最低、CBとFWは絶対に必要であった。

それにも関わらず、微妙な選手達を大量に連れてくるという意味不明な補強に終わった。

唯一マリンだけが可能性があるが(リチャーズとバサンタも良いが、影響力はそこまでないし、補強ポイントではない。)、彼も賭けであり、残念ながら格別に良い補強とは言えない。

一番の問題点は、ロッシがいないと何もできないということである。

まず、FWがゴメスしかいない以上、フォーメーションがかなり限られてしまう。

また、ゴメスはポストプレーが全くできないため、ボールを運んでくれ、ドリブルで仕掛けられ、受けてくれ、動き回れ、ラストパスができる選手、要は「一人でできるもん」が必要であり、そのロッシがいないとチームは機能しない。

クアドラードも、言ってしまえばドリブルで仕掛けるだけの選手であり、チームを機能させる選手ではない。FWでもない。

つまり、3トップ(ワントップ)ではボールを運べない・崩せないし、2トップもFWが物理的にいないから無理である。

つまり、機能するフォーメーションが一つもない。(中盤の問題もあるが、説明が長くなるから省略する。)

要は、ゴメスを使いたくはないが使わざるを得ない物理的な問題があるが、そのゴメスを使えばチームが機能しないという最悪の状況。

具体的にフォーメーションを出していくと、

433→マリン、ゴメス、クアドラードの3トップならまだ見れるが、マリンがフィットできるか微妙であるし、ゴメスがいるため(中に入っていくFWタイプのWGもいないため。)単調なサイド攻撃になる恐れが強い。また、圧倒的なポゼッションができるメンバーなわけではないため、守備が心配。

4312→FWがいない。また、圧倒的なポゼッションができるメンバーなわけではないため、守備が心配。

442→FWがいない。また、圧倒的なポゼッションができるメンバーなわけではないため、守備が心配。

343→ボランチがいない。マリンがフィットできるか微妙であるし、ゴメスがいるため単調なサイド攻撃になる恐れが強い。

352→FWがいない。



このように、どう頑張っても詰んでいるのである。

いくらモンテッラでも限界がある。



FWを獲らなかったこと、ロッシが離脱したら何もできなくなるという状況を改善しなかったことが問題なのである。

ちなみにロッシがいればどんなフォーメーションでも機能する。

一番似ているバルセロナで例えるなら、去年のバルセロナのメンバーからメッシ(ロッシ)、ネイマール(元々いない)、サンチェス(元々いない)を除き、ゴメスを強制的にワントップで使わざるを得ない状況。

つまり、
バルデス
アウヴェス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ
シャビ(ブスケツタイプもいない。)
セスク、イニエスタ
クエンカ(ペドロタイプもいない。)、テージョ
ゴメス

でやらなければいけないということである。(控えはカンテラのみとする。)

攻撃も守備も機能しないことが明白に感じられるだろう。

今のフィオレンティーナはこんな感じの状況。






4312でホアキンあたりにFWをやらせる変形フォーメーション、要は去年やったやつか、352でゴメスとババカル(若い黒人のFW。体は強い。)に放り込むしか方法がないだろう。

もしくはマリンがフィットして433でいくか。

個人的には352でゴメスとババカルに放り込む(放り込むと言っても、ポゼッションしてからの放り込み。要は去年のアトレティコみたいなもの。)戦術が一番良いと思うが、モンテッラはやらないだろう。



それでも、モンテッラだからある程度は押し上げてくるだろうが、ロッシが復帰するか、冬に補強するまでは非常に厳しい状況が続くだろう。

また、エメガーラ等のフリー選手を補強しようとしているらしい。

エメガーラは獲ったほうが良いだろう。




確かにロッシがいれば機能するし、ロッシの離脱は可哀想だが、怪我がちのロッシがいなければ何もできないことは明白であったにも関わらず、それを放置したこと、獲得しないどころか逆にFWを放出したこと、例えロッシがいたとしてもそこまで良くないチーム作りをしてしまったことと、とんでもない補強であった。

今年のフィオレンティーナにはあまり期待はできないだろう。

それでも、何とかしてくるのがモンテッラ監督であるし、EL出場権争いはしたいところである。







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2014/09/10 21:32 | クラブチームデータCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  

インテル・ミラノ【戦力分析・評価】





Inter-Milan.jpeg





○インテル・ミラノ
補強★★★▲☆
監督★★★▲☆
FW★★★▲☆
MF★★★★☆
DF★★★★☆
GK★★★★☆
総合★★★▲☆
期待値:3~5位
キープレイヤー:エンヴィラ、エルナネス



○IN

監督 マッツァーリ 2年目




GK トンマーゾ・ベルニ トリノ


控えは頼もしくないが、ハンダノヴィッチがいれば問題ないだろう。



DF イブラヒマ・エムバイェ リヴォルノ 復帰
ネマニャ・ヴィディッチ マンチェスター・ユナイテッド
クリスティアーノ・ビラーギ チッタデッラ
ドド ローマ レンタル

ヴィディッチの加入は大きいが、サムエルとロランドが去った。

レギュラー二人が去ったのは厳しいが、ヴィディッチの加入、ラノッキアとファンの成長(とマッツァーリの戦術へのフィット)でスタメンだけは去年より良くはなりそうである。

ただし、層は薄くなった。

ドドの加入とダンブロージオが最初からいることにより、WBの層は厚くなった。





MF ジョエル・チュクマ・オビ パルマ 復帰
レネ・クルヒン ボローニャ
ヤン・エムヴィラ ルビン・カザン レンタル
ガリー・メデル カーディフ


去年の大黒柱であったカンビアッソは去ったが、エンヴィラとメデルが加入。

使わないだろうが、レンタルバックのクルヒンもとても良い選手である。





FW パブロ・オズバルド サウサンプトン レンタル


確実にもう一人欲しかったところ。

ラベッシが獲得できていれば、スクデット争いにも絡める戦力だったため、惜しい。






○OUT


GK フランチェスコ・バルディ キエーヴォ レンタル
ヴィド・ベレック コンヤスポル
ルカ・カステッラツィ トリノ


特に問題はない。



DF ロランド ポルト レンタル終了
ウォラス チェルシー レンタル終了
クリスティアン・キヴ 引退
ハビエル・サネッティ 引退
クリスティアーノ・ビラーギ キエーヴォ レンタル
シモーネ・ベネデッティ カリアリ
ワルテル・サムエル バーゼル
マティアス・シルベストレ サンプドリア レンタル


ロランド、サムエル、サネッティが去った。

ロランドとサムエルはレギュラーだっただけに、少し痛い。





MF マルコ・ベナッシ トリノ
ガビ・ムンディガイ
マクドナルド・マリガ
ロレンツォ・クリセティグ カリアリ レンタル
アルフレッド・ダンカン サンプドリア レンタル
ディエゴ・ラクサール エンポリ レンタル
エセキエル・スケロット キエーヴォ レンタル
ルベン・ボッタ キエーヴォ レンタル
エステバン・カンビアッソ レスター・シティ
サフィール・タイデル サッスオーロ レンタル
リカルド・アルバレス サンダーランド レンタル


カンビアッソ、タイデルは勿体ない。

カンビアッソはまだまだできるし、去年はチームNo.1級の活躍であった。

タイデルも使える選手なため、勿体ない。(最低でもクズマノヴィッチ、グアリンよりは良い。)

アルバレスはマッツァーリだったら放出で正解だが、彼も使い方によってはスーパーな選手なため、勿体ない。

ナポリであれだけ選手を活かしていたマッツァーリだが、去年は最悪であった。




FW ディエゴ・ミリート ラシン・クラブ
イシャク・ベルフォディル パルマ
サムエレ・ロンゴ カリアリ レンタル

問題なし。





○総評

圧倒的なFWというラストピースこそ獲れなかったが、戦力は揃っている。

オズワルドも今のインテルでは貴重な戦力である。


352
ハンダノヴィッチ
ラノッキア、ヴィディッチ、ファン
エンヴィラ
ジョナタン、メデル(コヴァチッチ)、エルナネス、長友(ドド)
イカルディ(オズワルド)、パラシオ

(もしくは4312)で行くなら、かなり良い結果が待っている。

しかし、マッツァーリは、去年は火を見るよりも明らかに352が良かったのに、なぜか機能するわけもない3421や3511に拘った。

(序盤5試合ほどと、中盤から終盤にかけて352。中盤から終盤は3421や3511もあり。352の時のほうが内容も結果も段違いに良かった。)

今年も開幕から3421でいくなど、とんでもないものを見せてくれた。(イカルディorオズワルド、パラシオ、エルナネスのトリデンテならまだしも、コヴァチッチやグアリンを含めたトリデンテが機能するわけがない。彼らはシャドータイプではない。)

ハンダノヴィッチ、ラノッキア、ヴィディッチ、エンヴィラ、エルナネス、パラシオなどと、ユーヴェにも勝るとも劣らないスーパーな選手達を抱えている。

コヴァチッチやクルヒンやメデルやグアリンやイカルディなど、控えも個性的(個性的なことは良いことである。特にセリエAでは。)且つ充実な陣容を誇るが、イカルディ以外「マッツァーリだから、この戦術だからこの選手はこんなに活きている」という戦術・監督ブーストが全くない。(去年の選手全員の内。)

層も厚く、個性的な良い選手達が揃い、マッツァーリの戦術に合った選手達も揃っている。

3位は確実に獲らなければいけない戦力である。

あとは、マッツァーリがしっかりと単純、簡単、当然のことをやるだけなのだが、去年にあれだけ狂った姿を見せられたら、不安がよぎるのは当然のことだろう。

今年も結果を出せないのならば、解任は免れないだろう。







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2014/09/09 20:05 | クラブチームデータCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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