ベストイレブン&MVP セリエA前半戦

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9月ベストイレブン&MVP
セリエAの前半戦までのMVPとベストイレブン。
独断と偏見による評価である。
GK1人、DF4人、MF3人、FW3人で選出していく。
○GK
・ブッフォン
序盤こそ安定していなかったが、シーズンが進むにつれ、かつてのパフォーマンスを取り戻していく。
もちろん、全盛期には遠く及ばないが、それでも3年前くらいのパフォーマンスには戻っている。
ユヴェントスで8試合連続完封中。
次点
・デ・サンクティス
圧倒的なパフォーマンスを披露。
トッティ離脱までは10試合でわずかに失点1。とてつもないパフォーマンスを見せていた。
しかし、トッティ離脱によるローマの守備も怪しくなってきてからは、少しパフォーマンスが落ちた。
他にも、コンシーリ、ラファエルはかなりのパフォーマンスを見せた。
常連のハンダノヴィッチ、マルケッティは低パフォーマンス。
ハンダノヴィッチは広大なスペースができているインテルでは、致命的な弱点である足の遅さと敏捷性のなさを露呈。ブロック守備でのセーブが得意なGKだけに可哀想。
マルケッティはポジショニングと連携で(反応も早いが)勝負するGKで、ラツィオのめちゃくちゃな守備ではお手上げである。飛び出しの判断やクロス対応や敏捷性はなく、ラツィオのようにグダグダの守備ではその弱点が露呈する。
二人ともチーム状況と自分の弱点がものの見事にはまってしまっている。
○CB
・ベナティア
ローマで堅固な守備を作っている。
スペースのカバー、1対1。高さ。ブロック形成。最高のCBであることを証明して見せた。
・カスタン
目立ちこそしないが、素晴しいポジショニング、スペースを埋める、ライン形成とローマの守備の中核を担った。
次点
・ポルタノーヴァ
ジェノアの高いラインを統率し、3バックの真ん中でDFを見事に操った。
足の遅さや体の弱さはさらに加速しているにも関らず、高いラインでも完璧なパフォーマンスを見せた。DFに身体能力はいらないんだよ、と思ってしまうような惚れ惚れする守備であった。
・ゴンサロ
ポジショニング、ライン操作、足元での貢献、素晴しい出来であった。
ユーヴェのバルツァーリ、オグボンナ、キエッリーニ、ボヌッチも入っても良いが、序盤のパフォーマンスと彼らの本来の実力を考えて選外に。
○SB(WB)
・マイコン
本当にSBかという攻撃能力で相手の守備を破壊した。
少し衰えてはいるが、ほぼ全盛期のパフォーマンスを取り戻した世界最高のSB。
・バルツァレッティ
圧倒的な運動量で攻守に絶大な貢献。早い復帰が望まれる。
次点
・ヴルサリコ
ジェノアのクロアチアの新星は高いパフォーマンスを見せた。
走力、テクニック、申し分ない。
・ダンブロージオ
高いドリブル能力と走力でトリノの攻撃にプラスアルファをもたらした。守備も良かった。
他にも、ガブリエル、長友、ジョナタン、スニガ、カッサーニ、ゴッビ、パスクアルは良かった。
ただ、長友は守備、ジョナタンは戦術が変わってから守備と作り、スニガは怪我、カッサーニとゴッビは戦術上仕方ないが守備、パスクアルは無難すぎる、ということでけっこう微妙であった。
○MF
・デ・ロッシ
攻守に貢献。ローマの中核を担った。
・ストロートマン
素晴しい守備と、精度の高いパスと、絶妙な作りで貢献。
・ポグバ
そこまで素晴しいパフォーマンスというわけでもなかったが、ミドルとクロスで無理やり点が取れるということは、ユヴェントスのチーム状況的に非常に貴重なことであった。
そのチームへの貢献を評価。
次点
カンビアッソ、コンティ、マトゥザレム、チガリーニ、ビダル、プラシル、マルキオンニ、バレーロ、アンブロジーニ、エル・カドゥリ、ジョルジーニョ、ポーリ
多いため、詳細は割愛。
常連のピルロ、ローディ、エルナネス、レデスマ、インレルが外れたのは悲しい。
○FW
・カッサーノ
パルマの破壊的な攻撃を演出。
イタリア人、セリエAの中でも圧倒的に抜けているにも関らず、代表に呼ばないのはおかしすぎる。
問題児が多いのが嫌ならバロテッリを外せば良い。
・テベス
素晴しいパフォーマンス。
・ロッシ
本当は入れたくなかったが、得点王なので。
そこまでのパフォーマンスかと言えばそうでもないが、得点数、局面での活躍、一瞬の仕事、他にFWがいない中孤軍奮闘したことを考えれば選出せざるを得ない。
ゴメスが復帰すれば本来のプレーができる可能性は高い。
次点
・カジェホン
・サンソーネ
・インモービレ
・チェルチ
・パラシオ
他にも、イバルボ、イグアイン、クリスタルド、カカー、ジラルディーノ、フェトファツィディス、モラレス、ジョレンテ、ジェルビーニョ、エデル、クアドラード、テレオ、トーニ、イトゥルベは高いパフォーマンスを見せた。
○MVP
さぁ、誰でしょう。
ベストイレブンで出てきていない選手です。
フランチェスコ・トッティ

気持ち悪いぐらいのパフォーマンスを見せた。
彼が未だに世界一の選手であることを証明するがごとくの圧倒的過ぎるプレー。
やはり彼は3回はバロンドールを取っていてもおかしくはない実力はある。
ここ5年で一番のパフォーマンスを見せている。
もう怪我をしないでほしい。ずっとその素晴しいプレーを見せてほしい。
彼は私の中で永遠に世界一の選手である。

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2013/12/30 23:34 | コラム | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)