カンピオナートおさらい 【2010-2011】

*編集は2011年1月。
前回の続きです。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
11 ジェノア 21 6 3 7 13 15 -2
(ジェノアは1試合少ない)
・監督が変っても混乱から抜け出せる気配はない。得点が少ない上に、ほとんどがセットプレーである。良くここまで勝ち点を稼いだな、という悲惨な戦いぶりであった。CBの神がかり的な活躍によって、なんとか勝ってきていただけあって、ラノッキアがインテルに移籍したのは相当な痛手である。しかし、パロスキとアントネッリを獲得した。チームに必要なタイプだったパロスキが救世主になれるか注目である。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
12 カターニャ 21 5 6 6 14 18 -4
・昨シーズンと同じくカテナチオを武器にしている。得点は少ないが守備が堅固で、チームとして戦い方が確立しているため、残留は固いか。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
13 カリアリ 20 5 5 7 19 16 3
・完全にアッレグリの遺産で戦っている。いつまで遺産が続くか見ものである。ドナドーニは今までの悪評を払拭できるか。代表クラスを多く抱えるチームであるため、残留は絶対にしたいところ。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
14 ボローニャ 20 5 6 6 16 23 -7
・完全なるディ・ヴァイオ依存のチーム。守備が良いと思っていたが、データを見ると意外に失点が多くて驚いた。チームとしての戦い方は間違っていないと思うので残留は固いだろう。ただし、この程度のチームが残留が堅いと思わせる「ふぁっく4」(後述)はどうなのか。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
15 フィオレンティーナ 19 5 4 7 16 17 -1
(フィオは1試合少ない)
・最低の攻撃力。明らかにミハイロヴィッチとチームが合っていない。カテナチオをやるべきチームではない。最近はサイド攻撃もかなり重視してきたが、あの攻撃はひどい。こんな成績で終わって良いチームではない。「ふぁっく4」(後述)の仲間入りをさせてもいいくらいである。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
16 パルマ 19 4 7 6 14 20 -6
・個人的にマリーノは非常に嫌いな監督である。終ってる守備組織である。あれだけ堅固だったグイドリンのチームを引き継げる監督を連れてこなかったフロントの功罪である。このチームも「ふぁっく4」に入れたかったけどさすがに降格はないだろうからやめた。パッラディーノ手に入れたしなんとかなるんじゃないかな。
いよいよここから「ふぁっく4」の出番である。「ふぁっく4」とは、全く試合を見る気がしないどうしようもないチームのことである。基本的に明るい未来が見えない。この「ふぁっく4」のせいで、普段なら降格候補に入ってもいいチームが残留安泰になってしまっている。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
17 ブレシア 15 4 3 10 12 21 -9
・お粗末な攻撃を繰り返す「ふぁっく4」の一角。カラッチョロに放り込むだけである。守備組織も良いわけではない。もうちょっとディアマンティを活かせないものか。正直明るい未来は全く見えない。監督がイアキーニな限り見る気はしない。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
18 チェゼーナ 15 4 3 9 11 20 -9
(チェゼ―ナは1試合少ない)
・「ふぁっく4」の一角。守備はカテナチオをやっているだけあって良い。しかし、攻撃が1パターンである。戦術的な良い攻撃をするのだが、その戦術が一つしかないのでは、対策してくれと言ってるとしか思えない。メンバーが悪くないだけに攻撃パターンを増やせれば、明るい未来が見えないこともない。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
19 レッチェ 15 4 3 10 16 34 -18
・信じられないくらいのぐちゃぐちゃな守備を見せてくれている「ふぁっく4」の一角。正直明るい未来は全く見えない。以上。
順位 チーム名 勝点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
20 バーリ 11 2 5 10 11 26 -15
・攻撃も守備もどうしようもない「ふぁっく4」の一角。昨年の戦術の核であったCBのレギュラー3人がいなくなったのではどうしようもない。正直明るい未来は全く見えないが、補強次第ではなんとかなる可能性もないことはない。
ちなみに私の定義する「監督ふぁっく4」はイアキーニ、ドナドーニ、マリーノ、デ・カーニオである。
この監督の指揮しているチームは決して見ないことをお勧めします。
戦力がないうえに監督も「ふぁっく4」であるブレッシャとレッチェはどうしようもないです。
間違ってもこの4人は監督名鑑でリクエストしないでくださいね。笑
で、全体的にどのチームも攻撃で苦しんでるし、得点も伸びませんね。
これは、①例年何チームかある守備崩壊チームが少ないっていうのと、②CBに優秀な人材が増えたっていうのと、③守備的なチームが増えたっていうのと、④単純に優秀なFW不足ですかね。
1個目と2個目は素晴らしいです。
3個目も個人的には問題ない。しかし、守備が固いのはいいが、それに専念するあまりにお粗末な攻撃をするのはやめてほしい。数チームありますね。
カルチョの何がいいかって、固い守備から繰り出すカウンターが美しいからですからね。終ってる攻撃戦術を使うチームが今年はちょっと増えましたね。機能的なカウンターを見せてほしいです。
カテナチオも美しい攻撃を見せるためだと個人的に思ってるので。
1番の問題は4個目。まぁこれは上手く補強してくれとしか言いようがない。スペシャルな選手がいれば、お粗末な攻撃も変りますしね。
とりあえずいつもなら「ふぁっく4」なんてありえないんですけどね。毎年どうしようもないチームは1チームか2チームなんですけどね。残念な昇格3チームでしたね。来年は昇格チームが強そうなんで期待です。
追記
そういやブレッシャのイアキーニは12月に解任されてました。忘れてました。笑
後任はベレッタ。残留請負人ですね。あんま良い監督じゃないんですけどね。残留請負人とか言っといて降格させてることもありますからね。どうなるかブレッシャ・・・

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2014/02/28 22:35 | 過去記事 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)