ジェノアの大量放出は今年も止まらない

ジェノアMFディエ ゴ・ペロッティの ワトフォード移籍 が決定的になった ようだ。イギリス 『BBC』など複数 メディアが、同選 手の移籍について 両クラブが合意に 達したと報じた。

１部プレミアリーグに昇格するワト フォードは、新シーズンに向けて戦力補 強を目指している。ペロッティ獲得に投 じる額は７００万ポンド。これまでのク ラブレコードの倍以上の移籍金だ。

アルゼンチン代表経験があるペロッティ は、現在２６歳。初のプレミアリーグ挑 戦で、移籍金に見合う活躍を見せられる だろうか。

ーGoal.comー




ペロッティ、ファルケ、ストゥラーロ(冬に移籍した)、ベルトラッチ、アントネッリ(冬に移籍した)等々、主力の放出予定が相次ぐジェノア。

今年も大量放出、大量補強は変わらなさそうである。

インテルが理想的な補強

アトレティコ・マ ドリーに所属する ブラジル代表DF ジョアン・ミラン ダのインテル移籍 が内定したよう だ。スペイン『マ ルカ』が報じてい る。

２０１４−１５シーズン限りで契約が切れ る状況だったアトレティコとミランダ。 選手本人は自身のキャリアにおいて最後 にもなり得る大型契約を結ぶことを望 み、アトレティコは同選手の放出で移籍 金を手にすることを求めていた。最終的 にアトレティコはインテルから１５００ 万ユーロ以上を受け取る約束を結び、３ ０歳のブラジル代表DFを放出するよう だ。

ただ『マルカ』によれば、ミランダのイ ンテル移籍は同クラブの財政面での問題 によって、買い取り義務付きの２年レン タルの形になるという。そのためアトレ ティコは公表こそしていないものの、ミ ランダとの契約を２０１８年まで延長し た模様。同クラブはレンタル代として３ ００万ユーロ、２０１７年夏の完全移籍 で９５０万ユーロ、またインセンティブ を加えて総額１５００万ユーロ以上を受 け取る見込みという。

ミランダは２０１１年にフリートランス ファーでサンパウロからアトレティコに 加入し、１７７試合に出場して１３得点 を記録。２０１２−１３シーズンのコパ・ デル・レイ決勝レアル・マドリー戦(２ −１)では延長戦に決勝点を記録し、アト レティコの１４年ぶりとなるマドリー撃 破に貢献している。

ブラジル代表DFはレンタルで２年、完全 移籍後に２年と、インテルと合計４年と なる契約を結ぶ見通しだ。

ーGoal.comー





ＣＢ、右ＳＢ、ＦＷの補強さえできれば非常に良くなるインテルだが、理想的な補強に成功できた。

ミランダは世界有数のＣＢであり、最高の補強である。

これで後は右ＳＢとＦＷの補強ができれば最高である。

着々と下地は出来上がってきてると言えるだろう。

プレーオフを制したのはボローニャ！

９日にセリエBの 昇格プレーオフ決 勝セカンドレグが 行われ、ボロー ニャが１年でのセ リエA復帰を決め た。

プレーオフ準決勝 で３位ヴィチェンツァを下したペスカー ラと、８位アヴェッリーノを倒して決勝 に進んだ４位ボローニャは、ファースト レグを０−０で終えていた。

ボローニャホームでのセカンドレグは、 ３７分にホームチームが先制。ジャンル カ・サンソーネが左足のシュートをたた き込んで大きなアドバンテージを得る。

レギュラーシーズンでペスカーラより上 の順位だったボローニャは、引き分け以 上で昇格が決められる状況。ペスカーラ は前掛かりになる。

ペスカーラは後半のスタートから２人を 交代すると、そのうちの１人であるパス クアートが５６分に期待に応えた。マル キオッリがヘディングで落としたボール を胸で持ち出した元ボローニャFWが右足 でゴール左隅に決めて１−１とする。

ボローニャは簡単には逃げ切れない。６ ５分、パスクアートに先にボールを触ら れたエムバイェが相手を蹴ってしまって この日２枚目のイエローカードで退場に なり、ボローニャは１０人になった。

それでも、直後にサンソーネを下げて チェッカレッリを投入して４−３−１−１に したボローニャは、残り時間をしのいで １−１で試合終了。レギュラーシーズンの アドバンテージでセリエA復帰を決めた。

ーGoal.comー






リーグ戦で急激な失速により４位に転落して自動昇格を逃し、プレーオフは２戦連続でアドバンテージを活かした勝ち上がりと、ギリギリであったが、何とか昇格まで漕ぎ着けたボローニャ。

補強なしでは１年でセリエＢに転落すること間違いなしだが、ネーム的には昇格組ナンバーワンだけに、来シーズンは頑張ってほしいものである。

ナポリの次期監督はサーリか

エンポリ退団を 表明したマウリ ツィオ・サーリ氏 がナポリの新監督 就任に近づいてい る。6日、イタリ ア紙『ガゼッタ・ デッロ・スポル ト』が報じた。

今シーズン、チームを率いていたラ ファエル・ベニテス氏がレアル・マド リードの監督に就任し、後任指揮官を探 していたナポリ。セビージャをヨーロッ パリーグ連覇に導いたウナイ・エメリ監 督にオファーを出したとも伝えられてい たが、同監督は5日にセビージャとの契約 延長を発表した。

これを受け、ナポリのアウレリオ・ デ・ラウレンティス会長は、4日にエンポ リ退団を表明していたサーリ氏の招へい に動いたという。

同紙によると、デ・ラウレンティス会 長とサーリ氏が会食をし、両者はすでに 合意に至ったという。契約期間は2年とな る見込みで、近いうちに正式発表がある と報じている。

サーリ氏は昨シーズン、エンポリをセ リエBで2位に導き昇格を果たすと、今 シーズンはセリエAで15位と健闘。クラブ は続投を望んだものの、4日に辞任を表明 していた。

ーSOCCER KINGー





４３１２旋風を巻き起こしたサーリがナポリの監督に着くなら面白い。

ただし、その場合はイグアインの去就も含めてＦＷの陣容は揃えなければいけない。

メンバー的に４３１２は少し勿体ない感もあるが、ベニテスの４２３１は全く良くなかったため、ベニテス続投よりは面白いだろう。

ミランの次期監督

FW本田圭佑の所 属するACミランだ が、サンプドリア を退任したシニ シャ・ミハイロ ビッチ氏と来季の 新監督就任交渉を 行ったようだ。3 日のイタリアメディア『フットボール・ イタリア』が伝えている。

ミランは2日、就任確実と見られていた 前レアル・マドリー監督のカルロ・アン チェロッティ氏に来季の就任を断られた ことを発表。次期候補の再選定を余儀な くされていた。

しかし、幹部の動きは迅速で、すぐに サンプドリアを退任したシニシャ・ミハ イロビッチ氏と交渉に乗りだしたよう だ。

同メディアによれば3日にミハイロビッ チ氏は、名誉会長であるシルビオ・ベル ルスコーニ氏とアドリアーノ・ガッリ アーニCEO両名とともに会談のため、ミ ラノにあるベルルスコーニ氏の別荘に入 るのを目撃されている。

また、ミハイロビッチ氏はすでに条件 面で合意し、ガッリアーニ氏と車で別荘 を訪れたという。あとはベルルスコー二 氏との会食後にサインを残すのみとなっ ているようだ。

早ければ4日には、発表されると見られ ているが、果たして今回はすんなりとい くのだろうか。

ーフットボールチャンネル編集部ー






今の崩壊したピッポよりは良くなるだろうが、ミハイロヴィッチはベストかと言えばそうではないだろう。

ミハイロヴィッチはカテナチオの監督であり、守備的なチーム編成で許さされるカターニャとサンプドリアでは成功を修めたが、勝つことが求められる(自分達でボールを持つチーム)フィオレンティーナとセルビア代表(予選では)では大失敗であった。

ミランも勿論勝つことが求められるチームであり、成功するかどうかは微妙である。

守備はピッポより良くなるだろうが、ミハイロヴィッチの戦術を選手達やティフォージ、そしてベルルスコーニが許すだろうか。




モンテッラ就任が一番良さそうであるし、就任の可能性も高そうであったので、彼を呼んでほしいのだが、果たしてどうなるのだろうか。

二人の新星

セリエAの全38 試合が終了し、今 季も数々の新星が 登場した。その中 でも一際輝かしい 成績を収めたのが パレルモのFWパウ ロ・ディバラと サッスオーロのFWドメニコ・ベラルディ だ。

両者はともに10ゴール10アシストを記 録した。これを達成したのは今季のセリ エAではディバラ、ベラルディだけだ。 ディバラは13ゴール10アシスト、ベラル ディは15ゴール10アシストを決めてい る。

そして、両者はともに来季ユベントス でのプレーすることになりそうだ。ディ バラはメディカルチェックを終え、あと はユベントスの公式発表を待つばかり。 一方のベラルディも保有権を持つユベン トスが来季クラブに呼び戻すとみられて いる。

ともに優れたアタッカーの2人だが、 ディバラはよりセンターフォワードに近 く、ベラルディはよりトップ下もしくは ウイングの役割を得意とする。今季眩い 輝きを放った2人の新星は、来季ビアンコ ネーロ（白黒）で活躍することはできる のだろうか。

ーフットボールチャンネル編集部ー




二人とも流動的な選手なため、アッレグリの戦術に合うだろう。

モラタ、ディバラ、ベラルディのトリデンテは驚異である。

テベスが残ったとしても、モラタ(テベス)、テベス(ディバラ、モラタ)、ベラルディ(ペレイラ、ディバラ、テベス)と上手く回せそうであり、ディバラかベラルディのどちらかがフィットしなくとも問題はなさそうなのが強みである。