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星条旗飛行隊



今回は、非常に斬新かつ面白かったアメリカ代表の戦術の分析。






1、 「斬新な戦術」



彼らが使ったものは、非常に斬新であるし、初めて見た戦術。

4411を基本とし、守備はローラインブロックで中を固める。

攻撃時は、サイドをCH、ブラッドリーとデンプシーをシャドー、ベッカーマンをアンカーにする、4321と、非常に流動的な素晴らしい戦術を披露して見せた。

この、ボランチをシャドー、サイドをCHにという戦術は、おそらく世界初だろう。



america.png
守備時。基本形。ここから攻撃になった時の動き。




america2.png
攻撃時。奪われたらすぐに4411に移行。



左サイドに守備的なガチガチのボランチであるジョーンズを置き、右サイドには、パサーのベドーヤを置き、彼らにCHの役割を。

両SBにはドリブラーを置き、サイド攻撃を担保。(4321のサイド攻撃はSBが担うことが多い。サイドに誰もいないから。)

守備能力の高いベッカーマンにアンカー。

左シャドーには飛び出しのデンプシー。

右シャドーには、ポジショニングとテクニックと運動量のブラッドリー。

トップには、ポストプレーのアルティドール。

完璧な4321である。




4411という、守備的且つ、サイドやトップ下の推進力を活かして、速い攻撃を繰り出す、カウンター重視の戦術である4411。(ベニテスが代表例。)

それを、一瞬で4321、流動的なパスと中央突破が武器の、カウンターとポゼッションのバランスが良い4321に変えるのだから、驚きである。

今まで、442や4411から、片方のサイドをシャドーに、片方のサイドをCHに、という4321は存在した。

ただ、それはそこまで流動的な攻撃の4321ではなく(サイドがシャドーになるわけだから、流動的に動けない。守備を考えて。)、普通の4321、つまり普通に442の変形戦術である。





しかし、このアメリカ代表は違う。

なぜなら、まさかのボランチがシャドーになるという、驚愕の戦術だからである。

ボランチがシャドーになるとういうことは、流動的になる(中央の選手がシャドーだから、色々な場所に行ける。)し、流動的な作りができる。









2、「驚愕のボランチ」




では、なぜそれが驚愕なのか。


4411の2ボランチは、守備のタスクが非常に大きいため、守備的な選手が使われやすいし、普通そうである。もしくは、レジスタである。

どちらにしろ、後方の役割の選手。

シャドーになるなど、あり得ない。

ボランチがシャドーになるためには、攻撃能力(狭いところで仕事ができる、テクニック、キープ力やパス能力。)、守備能力(ブロックに加われる守備力。フィジカルや高さや対人やカバー。)、とてつもない圧倒的な運動量と走力、インテリジェンス(ポジショニング、パスの判断。)が必要である。



そんな選手が、この世に存在するわけがない?

ああ、確かにそうだ。

そんな全知全能の神がいるわけがないだろう。






いや、いた。

ただ一人。




そう、それがマイケル・ブラッドリー。



imagesTMSP7XPQ.jpg











3、「Michael Bradley」





THE万能選手、ブラッドリーである。

彼は、元々、イタリアに来るまでは、ただのボックス・トゥ・ボックスの選手であった。

フィジカルと高さがあり、運動量のある、典型的なアメリカンやプレミアに多い選手。

イタリアに来る前、パスの散らしの役割をやっていた時代もあったらしいが(たぶん眉つば情報。)、テクニック、インテリジェンスがなく、まさに平凡なボックス・トゥ・ボックスの選手であった。

キエーヴォ時代も、大した活躍はできなかった。むしろ、足を引っ張っていたくらいであった。

テクニックや推進力のない彼は、キエーヴォに合わなかった。

しかし、その翌年、ローマが彼を獲得。

あぁ、ゼーマンだし、彼の運動量とフィジカルならゼーマンサッカーなら普通に活躍できるだろうな、と単純に考えていた。

しかし、そこからゼーマン・マジックである。

ゼーマンのサッカーは、その超攻撃的サッカーにより、守備陣はライン形成とカバー能力が徹底的に鍛えられ、中盤は動きやパスの判断の部分、前線は動きや単純にテクニックが徹底的に鍛えられる。

つまり、インテリジェンス(動きやパスの判断)の部分が相当鍛えられるということである。(あとは運動量などのフィジカル部分。)

彼の下で、若手がどんどん鍛えられて出てくるのは、そのためである。

そこで、ブラッドリーも大成長、デ・ロッシやピヤニッチをベンチに追いやり、不動のレギュラーの座を掴むに至った。

イタリアナイズされた彼は、元々持っていたフィジカルと運動量(+役に立たないテクニック。)に、インテリジェンスと真のテクニックが追加され、全知全能の選手となった。

圧倒的な運動量とフィジカルとインテリジェンスによって守備で相手を封殺し、攻撃では運動量とフィジカルと非常に気の利くポジショニングとテクニックと的確な捌きと飛び出し能力により、バランサーと飛び出し役の、一人二役を見事に演じて見せた。

どう考えてもガルシア・ローマでもスタメン・中心選手に値する選手だったが、ガルシアの唯一の汚点(ドド起用、フロレンツィ前線起用、ピヤニッチの重用。)の、お気に入りのピヤニッチ重用によって、彼の控えとなり(怪我でスタートが遅れたこともある。)、W杯のために出場機会を求めて、アメリカへと渡ってしまった。

イタリアという国は、動きが駄目、パスの判断や守備の判断が駄目だと、要はインテリジェンスがないと起用されないため(例外もある。戦術で落としこめるパターン。例えばアルメロやビアビアニーやクアドラードやジェルビーニョ等。)、イタリアで活躍する選手というのはとにかくインテリジェンスがあるし、そこが非常に鍛えられる。

ちなみに、イタリアの選手がプレミアで使えないことが多いのは、あのリーグはフィジカルやスピードが全てのリーグのため、テクニックやインテリジェンスが必要ないため。

リーガでは、イタリア出身の選手が活躍する。



そこで、イタリアで大いに揉まれたマイケル・ブラッドリーという選手は、ただのボックス・トゥ・ボックスの選手から、全知全能の選手となったのである。










4、「恐怖のスキンヘッド」


そして、アメリカ代表で、最もテクニックがあり、運動量もインテリジェンスも圧倒的な彼が君臨。

このアメリカ、この戦術が誕生したというわけである。

守備でブロックに加われる彼の高さとフィジカルと守備能力、一気にシャドーまで行ける運動量とポジショニングセンス、シャドーからボランチにすぐに戻る運動量と戻れるインテリジェンス、どこにでも顔を出してパスを円滑にするポジショニングセンスとテクニックと気の利いたプレー、彼がいなければこの世界初の戦術は生まれなかったし、不可能である。

絶対的な選手であり、組織の核、圧倒的な存在感。

W杯第一試合目の個人的MVP。

圧倒的かつ驚愕の活躍であった。




スタートは後方に位置するボランチかつ、自由かつ、運動量豊富かつ、フィジカルとテクニックがある選手を捕まえられるか?

もちろん、ノーである。

これが442から、サイドがシャドーになる典型的な442の変形戦術との大きな違いであり、あそこまで流動的な攻撃ができた理由。(典型的な442変形は、大きくはスタート位置と変わらないため、マークに付ける。ブラッドリーの特殊なボランチ相手には無理。)

攻撃時はシャドーに駆け上がった上に、状況によってはボランチの役割もし、守備時は全力で元のボランチに戻る(しかもローラインブロックである。)、想像しただけでもおぞましい運動量である。












5、「ユルゲン・クリンスマンの星条旗飛行隊」


また、アメリカ代表の戦術の話に戻ると、これならドノヴァンの落選も一応納得。控えには絶対に欲しいが。(彼が控えを受け入れないだろうという予想に基づく、クリンスマンらしいチームの和を重視した結果か?)

元々アメリカは、4411で、左のドノヴァンを中心に攻めていき、放り込みとカウンターを武器に戦っていた。(つまり流動的なカウンターと放り込みとドノヴァン攻撃。)

もちろん、それもかなり強かった。

ただし、ブラッドリーは普通。

普通と言っても、非常に優秀なボランチ。

守備が良く、前にも行けて、捌けるというボランチ。

そこで、まさかのドノヴァンを外し、ブラッドリーを戦術の核に据えた。

左にはボランチのレギュラーだったジョーンズを置き、ジョーンズのところにはインテリジェンスな守備職人のベテラン、ベッカーマン。

スタメンを見たとき、ジョーンズ左?冗談だろ?と思ったが、まさかこんな斬新な戦術だとは思いもしなかった。





ブラッドリーを自由に動かさせ、アルティドール、デンプシーとともに流動的なカウンター、CBが遅いから低いラインで中央を固める、SBにはサイド攻撃を担保させる、サイドはセンターになれる二人、アンカーは守備能力とポジショニングの良い選手、まさに適材適所、個人に合わせた完璧な戦術。

チーム全体で言うと、フィジカル・スピード・運動量があるから流動的なカウンター、高さ・フィジカル・遅さ・カウンターをしたいからローラインブロック。

完璧である。

そこに、クリンスマン特有の気合戦術やダイナミックな攻撃や植えつけられたファイティングスピリット、セットプレーの強さが加わる。

元々アメリカは注目であったし、かなり強かったが、さらに好感度UPである。




相変わらずガーナも強いし、ドイツも4231ではなく、433、しかもクロースとケディラがいてミュラーがトップだったから、とても良いため、予想よりさらに、非常に素晴らしいグループになった。

ポルトガルがあの酷い戦術だったこと、怪我人まみれになったことは残念だが、「真の死の組」の名に恥じない素晴らしい(可哀想な)グループ。






アメリカは、アルティドールとベスラーの離脱は苦しいし、消耗の激しいサッカーだが、なんとか頑張ってほしい。

今大会は怪我が多すぎやしないだろうか。

得点が多い、誤審が多い、PKとオウンゴールが多い、逆転が多い、引きわけが少ない、すでにかなりアウトローな大会になってきている。






怪我による離脱、激しく消耗して疲れきっている、ブラジルの過酷な気候、強豪との対戦、それでも、彼は試合前にいつものように、こう言うだろう。






「お前たちは強い!」

「全身全霊で戦え!」

「あいつらをぶっ飛ばせ!」

「絶対勝つぞ!」


imagesW0Z3HLSW.jpg



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2014/06/18 18:39 | コラムCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  

コメント

subject

面白くて素晴らしい考察記事ですねー!(>_<)

アメリカのドイツ・ポルトガル戦、
しっかりおさえたいと思います!

No:143 2014/06/19 18:00 | TOM #- URL編集 ]


Re: subject


TOMさん

ありがとうございます(^^)

ドイツ相手は厳しいですが、アメリカには頑張って欲しいです。

No:144 2014/06/19 22:41 | カハ編集員 #CrS0LqOg URL編集 ]




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